工場紹介

自社工場である秋田工場は、秋田県大仙市太田町の街の東に位置し、緑豊かな大地に囲まれた土地でものづくりを行っております。
本工場の工員は、すべて正社員であり、パートタイマーは雇用しておりません。各自が責任と自尊心を持ち、確かな品質の製品を作り上げるため、技術開発、教育、環境への配慮を、日々努力しております。

また、秋田工場の工員の多くは女性であり、女性ならではのきめ細やかさや、気遣いは、優れたものづくりをする上でも、大いに役立っております。
秋田工場の特長としては、ひとつに「立ちミシン」を標準化していることにあります。この生産方式は、一貫して作業を立ったままで行うことにより、品質を維持したまま、生産性の向上を図ることができます。

最近では、多くの工場で立ちミシンが行われておりますが、秋田工場では、従来の座ったままでの生産と比較して、約1.7倍の生産性向上が見られました。
また、秋田工場の設備は、工場の立ち上げから使用している機器も多く残っております。
長年の経験を活かし、機器に秋田工場独自の調整を加えることで、他社には決して真似ができない、高品質な「モノづくり」に特化した環境作りをしております。
これらの設備を大切に扱うことで、機器の寿命を延ばし、産業廃棄物の削減や、環境への配慮にも積極的に貢献しております。
"秋田工場では裁断工程の前に、「アサヒ解反加湿器 NTS-200」を使用し、加湿放反を行っております。
この解反加湿器に長年の経験を活かした独自の調整を行うことで、素材の寸法安定を補助し、素材自体の良さを損なうことなく、正確な裁断を可能にしております。
裁断が正確に行われないことには、どれだけ縫製の技術が優れていたとしても、最終的な製品としては不完全であるため、秋田工場にとっての、裁断工程は特に意識をしている分野でもあります。
また、ボーダーやジャカード等の生地に対しては、一枚ずつ確実に柄合わせをした上で裁断を行うことで、製品にした際の美しさを保っております。

秋田工場では、芯接着までが裁断の工程に含まれます。高い評価を頂いております中半産業のシャツを支える要因として、衿周りの綺麗さが挙げられますが、これは秋田工場特注の芯接着器を使用していることによるものです。
通常のシャツでは、洗濯を繰り返すことで、芯地が剥離していきますが、秋田工場の芯接着機では、特殊加工技術により半永久的な芯地接着を可能としております。
これらの裁断の下準備が、縫製へ繋がり、中半産業の優れたモノづくりの秘訣の一つでもあります。
業界内でも特に高い評価を頂いております中半産業のカットソーシャツですが、大きな特徴は、布帛の概念をカットソーに取り入れた本縫い技術にあります。

昭和40年代に開発されたこの製造手法は、今日に至るまで洗練され、工員に継承されております。
カットソーの工場では、得意な技術が偏ってしまうことが多いです。例えば、ロックミシンでの縫製は得意であっても、本縫いミシンを上手に扱える工場は非常に少ないです。
例えば、一定の需要があるカットソーと布帛のコンビネーションシャツに関しても、秋田工場では自信を持って製品をご提出させて頂きます。

秋田工場は長い歴史の中で、数々の素材や様々な仕様の製品を取り扱って参りました。それらの経験を蓄積し、発展させることで、素材の特性を理解した上で、その特長を活かした縫製が可能になりました。
お客様から依頼された仕様に対しても、漫然とその通りに縫製する限りではなく、現場の経験や知識に基づく仕様変更のご提案をさせて頂くこともあります。
工場という立場である以上、生産性の向上は避けては通れないですが、採算にこだわるだけでなく、品質を追い続ける中半産業の信条を大切にしております。

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