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繊維についてvol.2~綿~

2014-12-29 カテゴリー:繊維について

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先日、本社の大掃除を終えて、本年の営業を終了いたしました。

今年も多くの方にご支援いただき、無事に1年を結ぶことが出来ました。

2015年も、今年以上に躍進の年になれるよう邁進いたします。

 

 

さて、今回のテーマは天然繊維の綿(コットン)について取り上げたいと思います。

綿は、天然繊維の中でも生産量・消費量がとても多く、親しみがある素材のひとつです。

 

 

綿は花が咲いた後に実が出来て、実の周囲を覆うように繊維細胞が細かく生長し、

成熟して殻が弾けてコットンボールとなります。

コットンボールを摘み取り、種と繊維を分けて、紡績・製糸へと続きます。

コットンボール

綿は繊維の長さにより、大きく分けて超長綿・長綿、中長繊維綿・中繊維綿、短繊維綿に

分類されます。超長綿・長綿はとても希少で、一本の繊維が長く細いため、

とても綺麗な糸を生成することができ、生地にするとシルクのような光沢で、

カシミヤのような肌触りになります。

 

超長綿の海島綿(シーアイランドコットン)は幻のコットンとも呼ばれるほど貴重であり、

英国の王侯貴族達がこよなく愛していたという話は有名です。

海島綿

このラベルは海島綿協会に認められた本物の海島綿に適用されます。

ニセモノも多いらしいです…

 

衣服の多くに使用されるのは、綿の世界生産量約90%の中繊維綿であり、

アメリカ産が代表的です。短繊維綿はデシ綿とも呼ばれ、

多くはふとん綿、中入れ綿、衛生材料に使用されます。

 

綿の特徴としては吸湿性が高く、丈夫であり、水に濡れると強度を増します。

また、熱にも強く高温度のアイロンをかけることが出来ます。

一方でシワになりやすく、型崩れしやすく、洗濯をすると縮むことがあり

長時間日光に当たると横変して弱くなる性質も持っています。

 

綿素材はその肌触りの良さや着心地から、肌着やカジュアルウェアとして用いられることが多いです。

親しみやすい綿ですが、実は綿には様々な種類があり、綿の世界はとても奥が深いのです。

 

次回は、天然素材の麻についてです。

皆様、良い年末年始をお過ごしください。

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